思ったことだけ
パリのこと、ブログに書いてる。6日もいたから、長くて、なかなか終わらないだけなの。
イギリスに来てる意味も考えてる。別に意味などないんだけどね。
いつ帰ろうかなぁとぼんやり思ってる。いつ帰って、どこに住んで、何をいつからしようかなと。こんなに不安定なの、すごいおもしろい。帰っても家がない。どうしよう。
これは人生の休暇でしかない。人生は長いのに、頭をかかえることばっかりで、ちょっと逃げさせてもらっただけ。いまはもう大丈夫。
何かが欲しければ動くしかない。そう思って来た。ずーっと同じ場所で足を止めて入るのが、本当につらかった。ばかだなと思ってる。ばかだなー、って笑ってくれるひともいた。うれしい。
ここに来てよかった。寒空の下で手をこすりながら思うよ。殆ど置いてきちゃったけど。でも何もなくしてない。貰ったものだけだよ。
やりたいことはやっておいたほうがいいよなんて、口で言うのは簡単だけど、ほんとにやるのは大変なことも多い、それはそうだけど、
口だけなら言わない方がいいよなんて言わないで、やってみたいことを教えてほしい。捨ててきたものは誰かが片付けてくれることを期待しよう。次の話をしよう。
優しい気持ちでいられたらいい。怒涛の都会に戻ってもまた。
思ってたよりも
わざわざ来たのにがっかりすることってなんだろうか。
誇大広告の映画、アミューズメントパーク、ネットで事前にチェックしていた洋服、食事、まぁもろもろあるけれども、かかる時間とお金を加味して、妙にがっかりされるのが旅行先の名所というものである。
まったく話は違うけど、海外というものに異常な期待をしていたころがある。たぶん高校生くらいの時。
たいした財力もなく、親が海外に興味があるわけでもなく、でもなぜか我が家は、兄と私だけ海外というものが妙に好きだった。兄はアジアに、私はヨーロッパに、妙に執着していた。
大学生のときに、親に頼み込んでアメリカへの1ヶ月の留学切符を手に入れた。大学の英語授業の一環で、5〜60万くらい払えば、ホームスティで1ヶ月間、さらに学校に通い、ついでに2単位くれるというもの。この「2単位」というのに食いついて、金持ちの親がホイホイと出してくれた人がほとんどだったけど、中には本当に海外に興味を持っている人もいた。私もそういう人間だった。
初めての海外にして、1ヶ月のホームスティ。2月の寒空の下、カリフォルニアで生活した。
毎日が楽しかった。おもしろかった。新しいものに出会うのはやっぱり楽しいんだと思った。買い物すればもらうただのレシートさえも、面白いものに思えた。サンフランシスコやMBAの観戦は、授業の一環で行った。高いお金を払っただけあって、我々はちゃんと管理されたなかで、遊び、楽しみ、勉強した。
でも私はイギリスに行きたかった。
なぜかというと、ストーンヘンジが見たかったのだ。
イギリスに興味を持ったきっかけは、まぎれもなくハリーポッターだった。小学校5年生の時に読んだ夢物語に、私は取り憑かれていた。小学生の総合の時間に、好きな国について調べて発表するという時間があって、そのときに調べたのがイギリス、そして見つけたのがストーンヘンジ。これにも心を奪われていた。ちなみに総合の時間って今もあるんだろうか。
ストーンヘンジの魅力というものは、今でも説明できない。興味のないひとに言わせてみれば、ただの並んだ石でしかない。真意が解明されていないのだから、ますますそれは、ただの石でしかない。でも、それが見たかった。4000年以上の歴史を。そのころから、妙に古代史がすきだった。ストーンヘンジ。見たい。この目で。
そして大学4年生のとき、やっと来た。イギリスに。3ヶ月。最初の土日に、早速行った。ソールズベリーのその先にあるストーンヘンジまで。
やっとここまで。
今でも思い出せる感動。雄大さに涙が出そう。やっぱり歴史が好きだと、こんなに心が動かされるものはこれしかなかったんだと再認識した。過度な期待を、現実が超える瞬間を今でも覚えている。かつて言われた「ただの石じゃない?」なんて言葉は、忘れていた。
話を戻すけど、過度な期待は時に、よくない作用を起こす。
ああこんなもんか、と、人はどうしてがっかりするんだろう。
思えば、期待して、期待通りのものが返ってくることは、少ないのかもしれない。
もっと綺麗、かわいい、心を打ってくれる、意外性がある、そう願っている。あわよくば人生を変えてくれるのではないかと。
どこかに行くこと、誰かに会うこと、何かを見ることで、自分を変えてくれると。対価を払っていればなおさら、人は願っている。なにか驚くほど素晴らしい進化や変化や衝撃を。
でも、なかなかない。変化とはゆるやかであると、衝撃とは静かであると、もうとっくに誰もが知って居る。それだけいろんなひとや出来事に、もう出会って来たのだ。期待してがっかりしても、それも一つの経験として持っておくしかない。
それでも日常は退屈だ。まだ、ずっと同じ場所にはいられない。息を飲むほど綺麗なものをまた見たい。あのときみたいに。だからまた一人になった。ひとりでしか見れないものをまだ見きれていない気がしたから。ちゃんと足を止めて安息の中にいくのは、もう少ししてからにしようと思う。それにはそれで、期待してる。
ブレナム宮殿に行こう
天気もいいし、暇だし。
ということでオックスフォードのグロスターグリーン駅でS3バスに乗っかって20分前後、
バスの運転手さんが「ブレナム宮殿はここだよー!」って叫んでくれたのとともに降りて、
門っ!
から、すごい遠い!
下手したら10分くらい歩いたんじゃないだろうか。。。
寒空の下、韓国人の友達に日本語を伝えながら歩くと途中にチケット売り場があって、そこでチケットを買う...そこそこ高い(23ポンドくらい)けど、宮殿もガーデンも見たいし、12ヶ月有効らしいのでまぁ、いいか、うん...
そして!
こんな!
かんじ!
いい天気〜〜!!!!!
ほぼ一瞬だけどとてもいい天気でした。
それはいいとして写真が壊滅的に下手なのはなんでなの??
あと、事前に調べたかんじだと宮殿内は撮影禁止って書いてあったけど、スタッフのひとに聞いたら「いいよ〜、フラッシュはやめてね〜」ってな感じだったので色々撮りました。
(でもデジカメで撮ったから写真がいまは読み込めないんだ...)
ちなみに、フォーマルガーデンっていうなんか遊び場みたいなガーデンが敷地内にあるんだが、そこまで行くのにこんなかわいいトレインに乗ることもできる、みたい。
ちょっと時間が合わなくて乗れなかったんだけど、乗ってみたかったな。
我々は歩いて向かいました。宮殿から徒歩15分くらいかな
道沿い。写ってないけど羊とかいた。
しかしいい天気だね...
フォーマルガーデンには、迷路があるよ。
写真だと分かりにくいけど身長165cmあっても入り込んじゃうと全然先は見えないし、超絶迷う(所要時間は20分くらいって書いてあったけどほんとかな)ので、途中で諦めて入り口に戻りました。(それも大変だった)
ブレナム宮殿、とにかく広い敷地なので、歩くだけで結構ないい運動〜。それなりに疲れたのでカフェで休んだ後、アフタヌーンティーしにctiycentre に帰りました。
ボソボソスコーンおいしいです。
私はティー飲めないのでカプチーノ。
いやーしかし疲れた!!!!楽しかったけど。
ちなみに、イギリスはどこもかしこもクリスマスムード満載。
ブレナム宮殿内部もこんな感じ。
やはりヨーロッパはクリスマスだね。
さて明日からまた学校〜
寝ますんおやすみ。
オックスフォードの中心街を回る
イギリスの夜は早い。
12月ともなれば、16時にはほぼ真っ暗になる。日照時間の短いことよ。
今日は昼間時間があったので、一人でオックスフォードのcity centreをうろうろした。
本当にうろうろしただけだけど。
歩き始めの中心街。コーンマーケットストリート。
Clarendon Centreという名のショッピングセンターやマクドナルド、スタバなどがこの道沿いにある。クリスマスシーズンになれば、いつも誰かが道でクリスマスソングを演奏してる。
ちなみに前回いったときは夏で、何故なのかはわからないけど馬がいたりした。
このストリートを南に抜けて5分ほど歩いたところに、クライストチャーチがある。
これはトムタワーですね。
しかしいい天気だなぁ。
中国からの観光客がめちゃくちゃ写真を撮っていたので、一緒に混ざって撮ってみた。
今回はすべてiPhoneで撮ったけど、デジカメを持ってくればよかったなと後悔する。ステイ先には置いてあるのに。
こんな荘厳な建物を横目にさらに進むと、Visiter用の入り口から敷地内に入ることができる。
いいね!
でもなんの建物なのかは正直わからない。
さらにどんどん進むと、クライストチャーチの入り口があります。
この真ん中の部分がクライストチャーチへの入り口。ですねたぶん。今回は入ってないので、いくらなのかはわかりませんがそこそこ高いし、あとハリーポッターの食堂?がここにありますが、展示物ではなく今でも本当に使っているので、昼時になるとそこからは追い出されます。前回追い出されました。
まぁ今回の滞在中も一回は行きたいな…
こっからさらに奥に奥に進んで、ラグビーの練習場やらを通り抜けてみました。
遠くから見てもかっこいい。すごい曇ってるように見えるけど、基本的に曇ってるか雨か霧かなので、「曇り」の地位は高い。とりあえずこの1週間、晴れてはいない。
このへんで歩き疲れて、適当なカフェに入ったりしました。
なぜってPCを持って移動してたんでもう、重…。なぜPCを持ち歩いたのかも謎だし。
そのあとラドクリフカメラに行きました。
かっこよくない?
ほんと好きなんだよねラドクリフカメラ。行くまでにすごい迷ったけど。
オクスフォード大学の図書館の一部ですが(ちなみにたぶん中は入れない)柵に全面囲まれていて、一本道の入り口、丸い建物のこの全面が本で埋まってるのかと思うと、かっこいい…
しばらくただ眺めてました。
ちなみにすぐ後ろにSt.Maryもあるよ。
これは中に入って上まで登れるので、そうするとラドクリフカメラがいいアングルで見えます。今回は入ってないけど。
ほんとに今日はどこにも入らなかったな…ただただ歩いて回っただけでした。
オックスフォードは歩いて回るだけでも楽しいのでオススメ。いたるところにカフェもあるし。
もうちょっとぐるぐるしましたが、写真にも撮ってないのでこのへんで。
明日は休みだー。なにしようかな。
ところで準備はしたのか
してなかった。
どういうわけか(まぁただの性格だけど)とにかく準備というものが苦手だ。
旅行の準備も、前日にすれば大健闘。もし朝10時以降の出発であるなら、朝準備をする。だってめんどくさいじゃん。準備のためにカバンに詰めたものが、まだ今日の夜使うかもしれないし、そういうことを整理するのが苦手。
でも今回は違う。また2ヶ月以上の海外滞在。さすがに準備をしないと。
と、いうことでしました。前日。すごい!
★まず、ユニクロに行きます。
海外に行って学校行って観光するだけだし、自分が写真に写りこむ気もあまりないので、別におしゃれ心もないし、かわいい服は欲しければ向こうで買えばいいし、適当な服が1週間分とりあえずあればいい。ということでユニクロで安めのあったかそうな服と、ヒートテックと、ウルトラライトダウンを買う。初ウルライダウン。
結局2万近くかかって、よくわからないノベルティのトートバックまで手に入れる。
★次に、100均。
圧縮袋5つと、ジップロックの袋みたいなやつ(25枚入)以上。
★で、薬局。
とりあえず1週間くらいはこれでいけるかな?っていう量の洗顔料、ボディーソープ、シャンリン、あともろもろ市販薬。以上!
OXFには薬局もスーパーもいっぱいあるので、よほどのこだわりがない限りボディソープやシャンプー等はそんなにいらないと思う。拘れよって話なのかもしれないけど。
おわり!
ちなみに、実家の近くにはみんなのオアシス、イオンがある。そこで全部揃った。
買い終わったら疲れたので、スタバで休憩をしてから帰りました。
で、帰って、あとは全部ぶちこんだ。それだけ。
ちなみに、もうちょっとちゃんと考えとかなきゃいけないものは別途整理してましたよ。さすがに。
まず、お金。
これはどうしたもんかと思ったけど、とりあえず日本円で10万ほど換金しておいた。
あとは、キャッシュパスポート( http://www.jpcashpassport.jp/ )に30万ほど。
(日本円で振り込めば向こうでそっちの通貨で引き出せるよ、みたいなやつ)
あとはクレカでどうにかなるだろ!ならなかったら困っちゃうな。つーかそんなに使うかな?わからないので多めに。前回来たときも同じような手段をとったけど、そのときはキャッシュパスポートじゃなかったきがする。なんだったっけな。
ちなみにTCは今回は持っていかないことにした。手に入れるのも大変だし、なによりOXFではこじんまりとしたカフェやマーケットでばっかり買い物をする(予定)ので、TCが使えないことが多い。TC使える?って聞いて使えないよって答えられた事の多かったことよ。。。あとこれ使うときいちいちパスポートの提示を求められるんだよね。ホテル暮らしなわけでもないし、そんなに毎日パスポートもってないんだよ。
あと、通信手段。
Macもわりとこのために買った。いくらiPhone iPadを手に入れても、結局PCが一番操作性がいい。昔は圧倒的Windowerだったけど、会社でMacを使い出してからMacの方が好き。あと軽いしね。なにかあったら海外でもなんとかなりそうだし。
あとはiPhoneをどうするかですね。
私がつかっているのはiPhone6Sなので、自力でSIMフリー化できる。これだけはしておいた。(ちなみにSIMは現地調達の方が安そうだったので、現地調達することにした)
SIMフリー化は本来使用予定のSIMがないとできないって公式サイトにあるんですが、よくよく見たらたぶん他SIMがアクテイベートできるか確認するために必要っぽいっていことで、別に確認しなくていいかな〜と思ったけどイギリスまで行って「 SIMフリー化できてないな」っていうのはちょっと傷つく気がしたので、母親(Ymobile使用中)のSIMを一旦奪ってアクテイベートできるかどうかの確認まではしておきました。
うーん。完璧。いろいろ詰めたら重量ぎりぎりになったけどね。
ちなみに、前回イギリスに来たときは、前日まで準備しない私を手伝いに友達が来てくれて、荷物を詰めてくれたりした。人に生かされて行きてる。
OXFに着きました&1日目、必要最低限のものを買う
オックスフォードに着きました。
成田空港からUAEで乗り継ぎ、ヒースロー空港まで占めて20時間近い長旅。
エコノミー症候群にもそりゃなります。どこかのキラキラアカウントが「奴隷船」と言っていたことを思い出しながら、ひたすらプラダを着た悪魔とアナ雪を見ながら到達しました。英語なのはいいけど、なぜか中国語の字幕で。機内食が苦手なのはいつまでも変わらず。あたたかいパンとやらとオレンジジュースだけを飲む。
住む場所はすでに学校経由で決まっていたので、難なくお迎えの車に乗ってステイ先へ。
期待してはいなかったけど、期待以上に何もない部屋でした。まず寒い。
とにかく、どこも、寒い!かなり寒い。12月ってこんなんだったっけ?ずっと手を出していなかったけどウルトラライトダウンを買った事を本当に褒めたい。ありがとうユニクロ。
ちなみに、オックスフォードに来るのはこれが2回目。
1回目は2011年の夏、学生最後の夏休みをすべてここで過ごした。
あの頃の記憶はたしかに美化されていて、すごく楽しかった事のように思い出させるけど、改めて来てみて、そう、とても…普通。うむ。普通。ていうかあんまり変わってないネ。
学校初日も特になにもなく。まぁとにかく日本人が少ない少ない。
そもそもこの時期50人前後しか人もいないし、日本人なんて5人くらい。クラスもみーんなバラバラ。そりゃ英語も話さざるを得ない。致し方なし。(いやそのために来たんだけど)
で、15:30。アフタヌーンクラスも終わり。
(お昼は誰かと何かをする元気がなかったのでスタバに行ったよ)
帰りに今日入った韓国人と一緒にSIMカードとバスカード(定期みたいなもの)を買う。
SIMカードはClarendon centreにあるthreeで購入。このご時世、このタイミングまでSIMなしWiFiオンリーでやったの、頑張ったと思う。
とはいえどこもかしこもWiFiは入っていたけどね。バスの中さえ通ってました。
ちなみにthreeにはすでに何ヶ月か滞在している韓国人に連れて来てもらった。いいこ。連れてってくれたらさっさと映画館へ消えて行きました(ファンタジックビースト見るらしい)
適当にお姉さんを捕まえてSIMカード欲しいんだけどって言ったらどれがいい?っていくつか聞かれたので、とりあえず真ん中のやつを購入。
これ
300分の通話、3000文字のテキストメッセージ、ついでに12GBデータ。
これで£20。約3000円くらい。安い〜!1ヶ月しか使えないけど問題なし。日本で買わなくて本当によかった。
(ちなみに日本ではiphone6sを自力でSIMフリーにしただけで、それ以外はなにも準備しなかった)
threeの店員さんがちょちょいってSIMを突っ込んでくれたけど、なかなかアクティベートできず、「このままテキストが送られてくるまで待ってて。来たら再起動してね。チャオ!」と言われて放り出される。しかたないのでそのままバスカードを買いに。
ちなみにPay as you goはプリペイド式のこと。先払いだから怖いものなしやな。
バスカードは、Clarendon centreのすぐそばのDEBENHAMS内にある、Oxford bus companyのデスクで購入する。
このあたりは、前回の滞在時に買ってたので「あ〜なんかたぶんそんな感じ」という感じで実施。意外と難なくクリア。
滞在先はcity centreからかなり遠いので、このバスカードがかなり重要…。
普通にReturn ticketで買うと£3.5するけど、バスカードで買えば4週間で£54.5。カード自体を買うのに£5必要だけど、それでも毎日乗ると思えば安い。安いっていうのもあるし、買っておけば朝のバタバタ乗り込む時間にいちいちお金を払うのを避けられる。レッツ快適バスライフ。
謎のケースに入れてくれた。
自分の名前をプリントしてくれるのでそれを待ち、15分くらい待てば完成。
(前回滞在時はスペルを間違えられたことを思い出す。笑って謝られたけど)
そういえばこのあたりで、やっとSIMが動きだす。さすがに待ち時間長すぎてthreeに出戻るところだった。よかったよかった。3 3Gの表記の見慣れなさよ‥。
さっさと帰って来たので今日は寝ます。
学校初日、お疲れ様。みんな優しくてなによりです。