パリに行こう
パリに行ってきました。花の都パリ。
フランス革命の舞台ですよ!こんばんは、私です。
学校のクリスマスホリデーを利用して、6泊してきました。パリ。
なかなかな長さだったと思うね。私も。さすがにすることがなかった。冬だし。
でもまったりしたパリも悪くなかった。というわけでパリの話。
たぶんとっても長いです。
■1日目
オックスフォード→ロンドン(バスで1h半)
ロンドンヴィクトリアステーション→セントパンクラス駅(地下鉄で10分)
長い。遠い。道のりが長い。
そしてなによりもパリ北駅の治安の悪さが気になる。
どんなサイトを見ても「北駅の周りは結構治安が悪いです!女の一人旅なら避けた方が◎。特に暗くなってからは行かないようにしましょう!」って書いてある。
いやでもどう頑張ってもユーロスターは北駅に着くし、しかも着くのは18:30。真っ暗じゃない?
そんな中で希望の光の意見。「パリ行き慣れてますよ?みたいな顔してれば大丈夫です」
これだーーーーーーーーー!
というわけで18:30、北駅に一人。
内心めちゃめちゃ緊張していた。だって北駅に着いた途端から英語の表記がない。「←METRO」の方に行けばいいような気がするけど、そうでない気もする。でもパリ行き慣れてますよ?みたいな顔をする。どんな顔なのかよく分からない。とにかく迷わないことが大事。ポケットに€5を握りしめて、チケット売り場へ足早に。
チケットを買って、無事メトロに乗る。どんなもんや、メトロ!治安の悪さってなんやねん!って思いながら乗ったけど、別に悪くなかった。この日はね!普通に乗って、普通に降りて、普通にホテルについた。
やったね。この日は安心してホテルで寝た。ホテルのひとは英語を喋ってくれて安心した。でも最後だけは「Merci.」って。かっこいいね。
■2日目
ここで気づく。
なにも計画してない。
とりあえずホテルから出て、有名どころのほうに歩いてみることにした。
ルーブル美術館…エッフェル塔…ていうかこの書き方だと長くない?
↓ということで
行ってよかったパリのここ!
第3位▶︎▶︎モンサンミッシェル
修道院から見下ろす海が、すごく綺麗でした。静かで。
すごく綺麗じゃない?
あとこの帰りの道すがら取った写真も、なんかめちゃ綺麗じゃないですか?!
映り込むカップルも綺麗。
ただ、日本人がめちゃめちゃ多いのと(ほとんどのレストランが日本語のメニューがあるくらいだし、日本語があちこちから聞こえる)、パリから結構遠い(バスで4〜5時間くらい)のさえOKであれば、一度は行ってもいいかな〜と思います。
修道院の中は、まぁ修道院ってこんな感じだよな〜っていう感じでした。特に写真も取らず。
中がどうとかっていうより、やっぱ外から見たモンサンミッシェルが綺麗ですね。
バスから海に浮かぶ光景が目に入った時は、お〜〜〜〜ってなるよ。
フランス革命に想いを馳せまくるのコース。
両方とも塔(ていうか記念碑?)があるだけで、特に周りには何もないです。
バスティーユに関してはほんとにもう…何もないし、道路で囲まれて入るので記念碑に近づくこともできません。
こんな感じ
周りが囲まれてるのは…なんなのかな…わからない…
でも、ここにあのバスティーユ牢獄があって、フランス革命が始まったのかと思うと、ちょっと心が騒いだね。この記念碑の周りをゆっくり回って歩きながら、かつて自由を求めたあの革命に想いを馳せてました。ら、すごい冷えたので近くのカフェで休んでからコンコルド広場へ。
ていうか、パリ、ほんと物価が高いよ…
で、コンコルド広場。
フランス革命の場所(というか斬首の場所)です。革命広場なんて呼ばれてるね。チュイルリー公園とシャンゼリゼ通りの間にあって、私が行った時はチュイルリー側から行ったので観覧車の下をくぐり抜けて行きました。
コンコルド広場の周りは道路で囲まれていて座れるところもないので、わりとすすっと見て終わり。でも少し上を見上げて、あーここでマリアントワネットも、ルイ16世も、ロベスピエールも、ダントンも最後の景色を見たんだな、ルイ16世にいたっては1月が処刑だった気がする、こんな寒い中、このフランスで、自由の名の下に死んで行った人々よ。
今世界は自由だよ。
革命のライオン [ 佐藤賢一 ]
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おすすめなので貼っておきます。めちゃ長いけど。
第1位▶︎▶︎オルセー美術館
twitterとか見てる人からすればもうわかったよって話だと思いますが、オルセー美術館、すごくよかったです。
とっても素敵!
入った先には!写実主義!アカデミズム!
でもなんと言っても印象派です。
グランドフロアは置いておいて、とりあえず5thフロアに向かいます。と、さっきの写真の場所があるわけです。
(オルセー美術館はもともと駅なんだってね。なんの基礎知識もないまま行っちゃった)
時計の向こうに広がるパリと、吸い込まれるような人たち。今回のパリ旅行、一番すきな写真です。
で、感動したのはドガの銅像「14歳の踊り子」。
ジヴェルニーの食卓 [ 原田マハ ]
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これを読んでたからっていうのもあるんですけどね。
印象派が多く貯蔵されていることは知ってたけど、具体的にどの作品がここにあるのか知らないまま行ったので、ここにあったのか…と妙に感動しました。
作中では「奇妙」「変態的」と言われてまったく売れもしなかったドガのこの銅像、実際に見ると、なんとも生々しくて、これは…と思うような作品です。
この本の中で語り手をしているメアリー・カサットが、「少女を自分のものにしようとしているようで気味が悪い」みたいなこと言ってますが(ちょっと今本が手元にない。イギリスに持って来たような気がするんだけどな)、それもわかる、、なんかこう、ちょっと狂気みたいなのを感じるんですよね。いきすぎた情熱みたいな。
オルセー美術館、ルーブルとは比較にならないほど小さいですが、いいサイズで、のんびり3時間くらいかけて見れました。あとね、駅だったからだと思うんだけど、かまぼこ型の屋根がかわいい!
教科書とかに載ってる作品も多いので、日本人、すごく楽しめると思います!できれば事前知識を増やしてから行こうね!
▶︎▶︎他の行った有名どころも一口メモ
最初に見た時はやっぱり感動した。シャンパンフラッシュも見れました。
そしてはじめてのパノラマ機能
◎シャンゼリゼ〜凱旋門
長い。ラデュレは美味しいけど、美味しいけど!美味しいって知ってるから、うん、美味しいな!ってなった。
シャンゼリゼは、クリスマスマーケットもしてた。かわいい。
とにかく広い。15回くらい迷った。モナリザ前の異様な空気感。ニケとハンムラビ法典と民衆を導く自由の女神に感動。
っていうかシテ島にあるんだ!外見も中もとても綺麗。近くのカフェのカプチーノが美味しい。(高い。€6くらい)
◎モンマルトルの丘
とってもパリが良く見える。でも超階段。超階段!!
いじょう。
▶︎▶︎6日間もいたのに諦めたのでいつか行きたい場所
◎ジヴェルニー
もう一回貼っとく?
ジヴェルニーの食卓 [ 原田マハ ]
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ジヴェルニーの庭はね、晩年にモネが過ごしたところなんだけど、本当に行きたかったけど、なにせ開いてない(11月上旬〜3月下旬までは冬季休業)ので諦めました。
※この本はほんとに結構すきなので、いつか読書感想文かけたらいいな
なぜ行かなかったのか謎。
さらばパリ。また夏にくるよ。
あ、あと街のメモ。
◎空気がなかなかの汚さ
交通量がすごくて、空気がかなり汚い。1日目にして乾燥と汚れにやられて喉が死にました。でも近くの薬局でとても効くのどあめがあったので、どうにか治った。ありがとうのど飴。
◎なかなかの観光客向けスリ
Do you speak English?集団がほんとに囲んでくるので怖かったです。まぁ、あれだけどね。パリ行き慣れてますよ?みたいな顔してたから余裕だったけどね。
地下鉄の治安も結構悪くて(早朝に乗ったりしたんだけど、なかなかの怖さでした)、しといてなんだけど女1人旅はちょっとおすすめできないかもです。みんな、誰かと行こうな!
以上!とっても長いクリスマスホリデー、最初の1週間でした。